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研修レポート 2026

TRAINING

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  2026年度 岩手県ソーシャルワーク三団体 第1回事例研究会

2026.08.18

2026年8月8日、ふれあいランド岩手において「2026年度 岩手県ソーシャルワーク三団体 第1回事例研究会」が開催されました。岩手県ソーシャルワーク三団体(岩手県社会福祉士会・岩手県精神保健福祉士会・岩手県医療ソーシャルワーカー協会)合同の研修会はこれまでも開催されてきましたが、相互のより緊密な連携とソーシャルワーカーとしての共通基盤の向上を目的に、今回初めて事例研究会が企画されました。今回の企画・運営は岩手県社会福祉士会によって行われ、「子ども家庭分野におけるソーシャルワークを考える―複合的な課題を抱えた家庭支援(FSW)と子どもの権利―」をテーマに事例検討が行われました。

研修では、児童とその家族を取り巻く様々な課題を抱えた実際の事例をもとに、自らがこのケースを担当することを想定し、アセスメントシートなどを活用しながら、誰に対しどのような支援を行っていくかを考え、グループワークで共有・検討することで考察を深めました。グループワークでは普段は異なる分野で活躍するソーシャルワーカーの意見を聞くことができ、ひとつの事例を通してそれぞれの専門的な立場や経験によって着目する点や支援の運び方が異なることを目の当たりにし、当然のことながら自分にはない視点に触れることができ、とても大きな学びになりました。

私自身、児童分野については実践経験がほぼなく、日常業務とはやや距離のある分野と考えてしまうところがありました。しかし、研修の中で「児童問題は、こどもを含む世帯に関わるすべての職種に関わる」との話があり、当然のように自分にも関係する問題として当事者意識を持つことの必要性を実感しました。また、最も重要なリスクアセスメントとして、やはり虐待を受けているか否かの確認は必須ですが、虐待か否か最終的に判断するのは行政や児童相談所であることから、疑わしいと感じた事案については迷わず関係機関へ相談するべきという話には、関連するすべての職種が知っておく必要性を感じました。

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普段、児童を直接支援する機会はほとんどなくても、担当する患者本人だけでなく、その人を取り巻く家族や環境にも目を向け、「そこにいるこどもは大丈夫かな」という視点を持つことはできます。その小さな気づきが必要な支援につながり、その後の状況を良い方向へ動かすこともできます。今回の研修を通して、日々のソーシャルワークの中で視野を広げていくこと、またそれぞれの専門性を活かして仕事をしている多分野のソーシャルワーカーと繋がることの大切さを学んだ充実の研修でした。

文責 広報部会 佐々木 裕隆

  令和8年7月20日(土)第14回ソーシャルワーカーデー記念

第22回ソーシャルワーク三団体合同研修会

2026.08.12

「ゆりかごから最期までーあなたの一生に寄り添うソーシャルワークのバトンー」

今回は、MCL盛岡医療福祉スポーツ専門学校の在学生の皆さんが一生懸命考えた企画ということで、AIを駆使した資料作成や、ワールドカフェ方式のグループワーク等、若い力が存分に発揮された新しい形の研修会となりました。

前半は、学童期~青年期~成人期・病気~成人期・障害~高齢期と年代別で、どんな場面でソーシャルワーカーの支援が必要とされるのかを社会福祉士・精神保健福祉士の皆さんがリレー方式で普段の仕事について講演くださいました。

ソーシャルワーカーは普段から色々な職種の方々と連携をとることがスタンダードですが、改めて様々な現場での役割を事例に基づき紹介していただき、なんとなく知っているつもりでも、知らない世界はまだまだあるなぁと実感しました。

後半はワールドカフェ方式で、お菓子やお茶を飲食しながら一般参加者が専門職に気軽に質問できる形で行われました。それぞれのグループで熱いコミュニケーションが交わされていました。一般の参加者といっても、これから福祉の世界に挑戦していく方、福祉に理解がある方、これまで携わってきた方などさまざまなベースをお持ちの方が参加されていて、専門職団体に属している参加者側は、「この場に参加してくれてありがとう」の気持ちが溢れていたと感じました。特に、これからの職業選択のために意を決し参加したという高校生がいてくれたことは、これからの人材を育成していく立場として本当にうれしい気持ちになりました。

私たち対人援助職にとっては、オンライン研修も非常に重宝しますが、対面で肩を突き合せたコミュニケーションは何物にも代えがたい機会だと感じます。今回の研修は、今後ソーシャルワーカーとして働きたいという未来に向けた人材育成の新しい形だなと大変感動しました。

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佐々木新会長の挨拶にもあったように、ソーシャルワークも世界が広がっており、異分野、多文化、多様性を受け入れながら、どう個人の尊厳を守っていけるかというソーシャルワークの使命を、私たち専門職だけでなく一般の地域の方達と改めて共有していきたいと感じた研修でした。

文責 広報部会 老松さとみ

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